Excelで間違った入力をしたときにCtrl+Zで元に戻したり、
行をコピーして「コピーしたセルの挿入」するときに、
フリーズのような状態になり数十秒~数分応答が戻ってこないことがあります。
対処法1. xlsではなくxlsxを使用する
古いExcelと互換性を保つためにxlsを使うことがあるかと思いますが
もし可能であればxlsxを使ったほうが良いです。
ファイルが小さくなり動作も軽くなります。
ファイルを開いて「名前を付けて保存」からxlsxで保存すればOKです。
↓
対処法2. 条件付き書式を見直す
Office XP時代の条件付き書式は素直な動きだったのですが
Office 2007以降の条件付き書式は範囲を指定しやすくなった一方で
行を追加したり削除したりするとどんどん狂っていく印象があります。
ちゃんと理解しないで使ってるのがダメという話もありますが…
たとえばF列の値が1,2,3だった場合に色分けをする条件付き書式をつけていたのですが
F224の条件付き書式を開くとF224のみに適用されているのですが、
F225を見るといろんな範囲に適用されてしまっています。
行の挿入や削除を繰り返すことで狂った範囲の条件付き書式が増えていき
その結果、Ctrl+Zで元に戻したり、コピーしたセルの挿入をするとフリーズしてしまうようです。
なのでいったんシート内の条件付き書式を全部クリアして保存して
ファイルを閉じてから開き直して軽くなってるか確認してみてください。
それで軽くなっていれば条件付き書式が原因だったということになります。
軽くなった状態から正しく条件付き書式を設定しなおせば以前よりは軽い状態を維持できるかと思います。